あの道へ・・あの時へ・・もう一度バイクに乗って・・。
左半身が不自由になり、心臓に欠陥を抱え、安静に過ごす毎日から抜け出してもう一度バイクに乗りたいと考えるようになったオッサンのつぶやき。
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延命工事を終えた巡視船「そうや」。


今朝は今年一番の冷え込みを記録した。
出かけたついでに港に寄ってみたが、
朝10時を過ぎてもマイナス5度・・。

こりゃぁ10分も外にいられないな・・と思ったら、
巡視船「そうや」が入港して来た。

101216a


この「そうや」は2代目で、南極観測船から引退後、
北洋での警備救難活動に従事していた先代「宗谷」の代替として建造された。

先代の「宗谷」といえば、知床で流氷に閉じ込められ、
はるか沖合まで流された漁船の救助に出動したことがあった。
私がまだ十代の頃のことである。

ところがその「宗谷」、厚い流氷帯に阻まれて1歩も進めなくなった。
知床岬の沖合で立ち往生している様子が伝えられると、
遭難した船の家族は何度も私の実家にやって来て兄に懇願した。
涙ながらに救助を乞う姿に、兄は出港を決意したのだった。

救助とはいえ、自船も危険に晒されるため、
他人である乗組員には声をかけず、兄弟だけで行くことになった。
私の兄弟は6人で、そのうち5人が男なのだ。
もちろん私も駆り出された・・。

この話を詳しく語ればあまりにも長くなるので省略するが、
兄の船は流氷でスクリューをグニャグニャに曲げながらも救助に成功した。


先代の「宗谷」にはそんな思い出がある。
だが今の「そうや」の砕氷能力は当時とは比較にならないだろう。
PLH-01の識別番号は、
巡視船としては初めてヘリコプター搭載能力を有したことを表す。

101216c


搭載されるヘリコプターは「ベル212型『せきれい』」で、
海氷観測の際には空から流氷の状態をパトロールする。

101216b


巡視船「そうや」は、日本で唯一のヘリコプター搭載型砕氷巡視船だ。
道東の沿岸を管轄する釧路海上保安部に所属し、普段は釧路港に係留されている。

今日は洋上パトロールから帰って来たのかも知れないが、
今年の春ぐらいからずっと大規模改装工事のために留守だった。
1978年に就役し、耐用年数25年を過ぎたために老朽化が進んだ。

一時新造の話もあったそうだが、
予算の関係からか27億円をかけて広島県で改装工事を実施していた。

総トン数 3,139トン
全長 98.60メートル
全幅 15.60メートル
深さ 8.00メートル
喫水 5.20メートル
ディーゼル機関2基
2軸推進 15,600hp
航続距離 5,700海里
速力 21.0ノット
乗員 71人

武装 40ミリ単装機関砲1門、20ミリ単装機関砲1門
搭載機 ベル212ヘリコプター1機


甲板の塗装を全面的に塗り替えたほか、望遠撮影装置を新設、
司令室スペースの拡張などを施したという。

101216d


私の子供時代や実家を手伝っていた頃は海難事故が多かった。
しかし今は海難が減る傾向にあり、
現在の「そうや」を延命して運用することになったのだろう。

101216e


砕氷能力のある「そうや」は、通常の海難に対応するのはもちろん、
流氷観測や流氷に閉じ込められた漁船の救出などに活躍の場がある。
羅臼海上保安署の『てしお』との連携も期待される。

出港時はタグボートの助けを借りるのだが、
入港してから接岸まで、自力で完了していた。
私の実家の漁船と違い、ずいぶん時間がかかったが・・。

101216f


尖閣諸島の中国漁船衝突事件で話題になった巡視船だが、
常に相手船に船尾を向けるような操船はして欲しくないものだ。


老いてなお活躍の場が与えられる巡視船「そうや」。
これからも北の海の安全を護ってくれるだろう。









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