あの道へ・・あの時へ・・もう一度バイクに乗って・・。
左半身が不自由になり、心臓に欠陥を抱え、安静に過ごす毎日から抜け出してもう一度バイクに乗りたいと考えるようになったオッサンのつぶやき。
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疑問だらけの中国漁船衝突事件。


27日、衆院予算委員会に提出されたビデオ映像をめぐって
「改ざん疑惑」が囁かれているという。

尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の一部始終を撮影したという、
いわゆる「証拠ビデオ」と呼ばれているものだ。
2時間以上もの本編映像が約6分程度に編集されているらしい。
政府は、「編集は那覇地検が行った」として、
あくまでも「政府による編集」を否定している。

6分程度といえば、ほぼ衝突の瞬間だけを抜粋したものだろうが、
それだけで中国漁船に非があると断定するのは難しいだろう。
やはり全編を通して検証しなければ正確な判断は出来ないはずだ、。


そもそもこの事件に関する一連の報道には疑問が多すぎる。
逮捕に踏み切った経緯から、不可思議な船長の起訴前釈放、
地検の判断に官邸の関与があったのかどうかなど・・。
まぁ、地検が政治的情勢を考慮するなど本来あり得ない。

政府の対応には数々の批判があるので置くとして、
私が疑問に思うのは「なぜ衝突したのか?」ということだ。

いや、中国漁船の方が故意にぶつけて来たにしても、
「なぜ衝突される距離にまで接近を許したのか?」ということだ。


実家の漁を手伝っていた頃、ロシアの監視船に拿捕されたことが2度ある。
当時はまだソビエト連邦だったが、国後島沖で操業中のことだった。
監視船といっても国境警備隊の高速艇だから、
水平線にポツンと船影が見えたら10分もかからずにやって来る。

ソ連の領海を侵しているわけではないが、
当時はGPSなどというものも存在しない。
あらぬ疑いをかけられてはたまらないので、全速力で逃げる。

全速力といっても漁船のこと、せいぜい12ノット程度の速力だ。
相手は30ノット以上のスピードだからまったく勝負にならない。
あっという間に追いつかれてしまう。

だが、たとえ12ノットの鈍足でも、接舷は容易なことではない。
その数年前には無理に接舷しようとして漁船を沈没させたこともある。
漁船の乗組員が何人も犠牲になったことがあったのだ。

それに、ソ連の高速艇は両舷に魚雷のようなものを搭載しており、
万が一大爆発を起こしかねない危険もある。
(拿捕されてからソ連の水兵に聞いた。)


つまり、走行中の船同士が接近するということはそれほど危険なのだ。
だからソ連の高速艇はある程度の距離まで近づいたらモーターボートを降ろす。
それに機銃を持った4~5人の兵士が乗り込んで追って来る。

兄は私を操舵室に呼び、船を蛇行させて時間を稼ぐよう指示する。
その間に漁業無線局や仲間の船と連絡を取り合うのだ。
陸で待つ家族に「ソ連の監視船に追われている」という一報が入ったり、
いち早く報道で多くの人が知ることになるのはそんな「時間稼ぎ」があるからだ。

その間、甲板の乗組員は裁判上不利になる魚種があればそれらを海に捨て、
船員室へと非難する。

船尾にモーターボートが接近し、兵士が乗り込もうと身構える。
その瞬間を見計らって右に左に舵を切り、船を蛇行させながら逃げる。
そうやって1時間近くも逃げ回るのだ。

やがて兵士が機銃を構えると「ここまでだな・・。」と停船する。
乗り込んで来た兵士は真っ先に無線機の電源コードを引っこ抜く。

こうやって数隻の漁船が拿捕され、色丹島の穴澗湾へと連行される。


長々と何を言いたいのかというと、
要は、易々と衝突を許す巡視船の操船が疑問だと言いたいのだ。
ソ連相手でさえ衝突などということはなかった。

上記事故は「接舷しようとして」起きたものだったし・・。



巡視船は「はてるま型」巡視船「よなくに」(1300トン)と、

101031a



「みずき」(197トン)で、どちらも30ノット以上の速力らしい。

101031b



対する中国漁船の速力はせいぜい12~13ノットと思われる。

101031c




「よなくに」はすれ違いざまに衝突されたという。
左前方より接近し、左舷後部に衝突して逃走した・・。

一方の「みずき」は中国漁船の左舷前方を航行中、
急に速度を上げた中国漁船によって右舷後部に衝突されたという。


様々な場面で操船した経験がある私にしてみれば、
巡視船より数段動きの鈍い漁船に衝突されたという状況が理解出来ないのだ。

また、追っている立場の巡視船が前方を航行していたのも意味不明だ。
前方を塞ぐ意図があったのなら分かるが、あまりにも危険な行動だし、
そうではなく、やや前方を並走していたというのだから余計に分からない。


1度、海上保安庁の不審船追跡マニュアルを見てみたいものだ・・。




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